希少な紀州棕櫚の中でもとりわけ採取量の少ない「新芽」と呼ばれる部位を使用したたわしです。
新芽は棕櫚の木の先端部にあり、幹となり葉となる前の状態。
この部位を採取すると、木の成長を大きく妨げることとなります。
ですので、元気な木から積極的に採ることはできません。

弊社で使用している棕櫚は、できる限り人の手を加えず自然の状態で育っています。
その中で、どうしても高く伸びすぎたり、危険な伸び方をしている木は、山で生活する人々の安全と山の保全のために丁寧に倒させていただき、材料として使える部位を全て無駄なく使わせていただきます。
新芽はこの時にだけ採取できます。

これから育とうとしている生まれたての部位ですので、繊維は細く柔らかいです。
にもかかわらず、棕櫚の特徴である独特のコシと耐久性を持ち合わせております。

一本の木から採れるのはわずか１-２枚。
皮のサイズも非常に小さいので、一つのたわしを作るのに100枚以上必要です。

まだ日に当たっていない樹皮は、みずみずしく明るい色をしています。
このたわしの材料となった木々の歴史や、その希少性によって、私たちには金色に輝いて見えるのです。

サイズ：9.5 x 14 x 5 cm

価格は新芽の配合率によって違います。
新芽100（チタン芯）：￥110,000
新芽80（真鍮芯）：￥55,000
新芽50（真鍮芯）：￥33,000

非常に高額な商品となるため、店頭にて現物確認して頂くことをおすすめしております。
全国で開催されるイベント等にお持ちすることも可能ですので、商品キープのご依頼などはお気軽にお申し付けください。
また、商品の特性上、いかなる場合も返品、交換はお断りさせていただきます。
悪しからずご了承くださいませ。